第9巻

中東編
 助け出した男の中には、毒虫と爆弾が仕込まれていたので、外に出したら大きなサソリがいた。そこに男が当たり爆発して朝顔型円盤は倒れてしまった。大きなサソリを倒したが朝顔型円盤は動かなくなり、そこから先は徒歩で歩くしかなかった。
 暫く歩いていると遺跡があり、そこには盗賊団のアジトになっていた。盗賊団を追い払うとそこには、考古学者のドロイタ・モウと娘のクリシータが捕らわれた。
 モーゼと名乗る人物が放電杖を使うと遺跡の壁が崩れて、ドロイタ・モウが巻き添えになってしまった。 モーゼ自身もその後の像も投影による幻で、それを映し出している者がいると003の透視能力で解り009と002はそれを追いかけて行ってしまうが、モーゼに囚われてしまう。
 男女の脳が移植されたヒトコブラクダの案内で、004、006、007は洞穴みたいな所に入っていくが、冷凍ロボットにより凍ってしまう。
 残った003達は巨人達の攻撃に合って、大ピンチにあうが間一髪目が覚めた001により、九死に一生を得るが、モーゼによってテレパシーの妨害電波を出されてしまうが、呼びかけに応じた009によって、機械を全て壊され、004達も解かされる。そして絶対零度にして、逆にモーゼを凍らせてしまう。

ローレライの歌編
 ある日、ギルモア博士の元にドイツに帰っている004から、超音波遮断装置を作って欲しいという依頼があり、完成した物を持って009は004の元に訪れた。ある村に辿り着くと馬に乗った騎士が村人を襲っているのが見えた。009は先回りをし古城に潜入した。そこで、その騎士(シモーヌ・ローレライ)は昔ここで魔女というレッテル貼られ、母や祖母を焼き殺され、そして自身は石をぶつけられ片目を失明した為に魔女となり復讐をする話を盗み聞きをした。見つかった009は、何とか説得を試みるが騎士の意思は固く、009を殺そうとしてきた。しかし、娘のロミイは009を脱出させ、母親と心中を図った。