第10巻あらすじ

海の底編
 原子力潜水艦の謎の失踪を単身で調査していた009は、国籍不明の潜水艦に捕らえられてしまうが、何者かに攻撃を受け、009ともう一人(ビイ)以外みんな亡くなってしまう。潜水艦の外に出ると攻撃を受けるが、何とか逃げ出すが娘(ロビン)に匿われ、自宅に連れていかれ父親(エドモント・オブライエン)から彼らは海底人で、自分と同じように地上人達が連れて来られ働かせれているという話を聞かされる。脱出計画を練り、ビイと別行動をすることになり、ビイは潜水艦を奪い地上に戻ろうとする中、009とロビンは海底人の妃に遭遇する。
  潜水艦を奪い脱出しようとするビイだったが、海底人の妨害にあった。ミサイルで周りを攻撃をしたが、妨害電波は切れなかった。王妃を人質にしてビイと合流した009は、地上人達との交換条件に出した。
 交換条件を飲んだ海底人達は全ての地上人を返した。船に乗りビイは009に妨害電波を破壊して欲しいと頼んで来たが破壊されるとすぐに009を置いて出て行ってしまう。その直後に海底火山が噴火した。
 海上に出たビイは、船の上に人質を並べて殺そうとしたが、間一髪生き残った海底人と一緒に地上に来た、009が阻止し、ビイをやっつけた。海底人たちは再び海底に戻って行った。
 
クビクロ編
 ある日、ジョーは交通事故現場で仔犬を保護する。その仔犬は憎悪を念力に変える特殊な力を持っていた。各施設を襲うようになったために、仕方なく退治をせざるを得なかった。
 
 かっての黒い幽霊(ブラックゴースト)時代の同僚だったゴットフリート・ロス博士の頼みでアメリカに向かった009は、途中002と005を誘い、研究所に向かい、恐竜生け捕り作戦を行っていた。002はプテラノドンに催眠光線でやられたところ催眠檻に囚われ、005はそれを助けようと催眠檻に囚われた。009はディノニクスにやられそうになったが、ロス博士が裏切るが、助手のキーリーに銃で打たれてしまう。キーリーは逃げようとするが出来なかった。瀕死のロス博士により催眠檻から出された、002と005は助かった。