機々械々編


 俺はギルモア博士に頼まれた城に向かった。
 くそっ、嫌な事件だったぜ。俺にそっくりなロボットを作ったが、失敗したので壊して欲しいという頼む事態はまあ良い。このロボットなまじ俺そっくりに作ってあるせいで行動も俺そっくりでつくづくやりづらかったぜ。
 だがな、このロボット感情が全くない。そのおかげで俺は勝てた。奴に殺された鳥には悪い事をしてしまった…。
 
 頼んでいたギルモア博士もロボットだった。まあ、俺はなんとなく、最初から気が付いていたがな。だって、本物のギルモア博士がそういう事をしないって最初から解っているからな…。
 こういう事をする奴らはあいつら。黒い幽霊団しかいないぜ。
 おわり
 
 あとがき
 偽物を作ったのは多分黒い幽霊団だと思いますね。ギルモア博士からの頼みだと断れないと解っていて。なのでしょうね…。