地下帝国ヨミ編1
僕は久しぶりに少年鑑別所時代の友人にであった。僕の家に招いて暫くは楽しい時間を過ごせた。
だけど…、彼らは僕に襲いかかってきた。彼らはサイボーグにされていた。なぜ?どうして?と僕は自分に問い詰めていた。
僕に関わる人間は次から次へと不幸な目にあってしまう。
彼らに会えたのは、本当に嬉しかったんだよ。だけど…。
ごめんな、みんな。不幸にさせて…。全て僕のせいなんだよ。
彼らは結局爆死してしまった。どう償ったらいいか解らない。黒い幽霊を滅ぼす事で償って見せる。絶対に…。
彼らの居た小屋の中に一人の娘が監禁されていた。彼女の名前はヘレンというそうだ。とりあえず、家に連れて帰る事にした。
その時にヘリコプターに追跡を受けていたが、乗っていたのは004、まあ、そろそろ招集かかるのではないかと想像ついたけどね…。
地下帝国ヨミ編2
バン・ボグート邸に忍び込んだ僕は、ヘレンに似た女性を見ている間に後から殴り倒され、気が付いたら、頭に包帯が巻かれ、道に放り出されていた。そんな僕に一つの疑念が芽生える。
ヘレンは敵のスパイで僕たちの動向を調べる為に潜入したのではないかと…。急いで帰って問いたださなくてはと思いつつも頭が痛い。くそっ。
家に帰りヘレンに問い質した。しかし、ヘレンは良く知らないというし、003もずっと家に居たと証言している。一体どういうことだ。
あの女は一体…。
006と007が車を貸してほしいという事なので車を貸し、僕とヘレンはもう一度箱根にあるバンボグート邸に侵入したが、主に見つかってしまった。
主に言わせるとカメレオンの変身だそうだ。おかしい、カメレオンが人間に変身するなんて聞いた事なんてない。どういう事なんだろう。
家に帰ると006と007がまだ帰ってきていない。どこに行ったのだろうと思うと記者が二人やってきて、光友工学に二人組と入って行ったらしい。
まさか…。入って行った二人組と出掛けた時の格好が似すぎている。まさか…敵に捕まってしまったのか、兎に角、助けに行かなくてはと準備していると003と005も一緒に行くという事であった。
光友工学につくと、ヘレンにそっくりな女が出てきた。やはり居た、ヘレンと似た人間が…。
捕まっていた二人を助け、ヘレンに似た女を眠らせ家に帰ってきた。
ヘレンに似た女が目を覚まし彼女曰く彼女らは地底人で黒い幽霊の基地は地底世界にあるらしい。
さあ、黒い幽霊との最終決戦だ。
終わり
あとがき
なんか小説らしくない小説でごめんなさい。後は無理矢理纏めてしまいました。
地下帝国ヨミ編3
黒い幽霊側の策略で僕らは二手に分かれてしまった。そこでザッタンとかいう知能の高いオオトカゲに催眠術を掛けられ操られてしまった。
船に乗ったら、巨大な魚に船ごと飲み込まれてしまった。気が付いたら催眠術は解除されていた。それは001のお陰かな?
ヘレンの記憶も取り戻し、全ての説明を受けた。
博士たちが捕らえられ、004が処刑されるらしい…。いけない!助けに行かなくてはと思い加速装置を稼働させ無我夢中で走った。良かった間に合った。僕は安堵した。
全員が集まり、後は博士だけと思ったら、ボグートが出てきて博士とヘレン、ビーナとの引き換えが交換条件だと言ってきた。
くそっ、罠だと解っているのにこうせざるを得ない事が歯がゆい。博士は取り戻した。でも、二人は殺されてしまった。
ヘレン達姉妹が殺されてしまった。でも、僕はそのお陰でボグートを倒すことが出来た。有難う…。そして、ごめんな…。
僕だけが成層圏の魔神像に送られた。ブラックゴーストの首領が3つの頭脳だなんて、そしてブラックゴーストがどういうものか聞いた。
大丈夫、僕が死んでも他の仲間が後を継いで倒してくれる…。ブラックゴーストの首領は皆地下帝国が崩壊時に巻き込まれて死んだと言うけど…。僕は信じない。みんな生きている。
僕の所に002が来てくれた。僕たちは成層圏に突入した。体が燃え出してきた…。徐々に意識が遠のいていく…。有難う002助けに来てくれて…。
博士たちさようなら。
そして今まであ・り・が・と・う。
終わり