第6巻

 日本に帰った009は、ハリケーンジョーという通り名で正体不明のレーサーになっていた。ある日、レース場から帰るとき3人の若者に話かけられた。3人は少年鑑別所時代の仲間であった。3人を自宅に連れて帰り、楽しい時間を過ごしていたが、急に3人に襲われてしまった。
 メリーが他の仲間に負傷させられ、逃げ。それを追いかけているうちに一つの小屋の前で再び襲われるが、3人は爆殺してしまう。小屋の中にはヘレンという名の記憶喪失の少女が捕まっていた。ヘレンと家に帰る途中に何者かの乗ったVTOL垂直上昇機に追撃を受けるが、そこには国に帰っていた004が乗っていた。
 004の案内でギルモア博士と001と再会した009は、004と手分けして各地に散らばった00ナンバーサイボーグを集めた。最後の008を集める為にアフリカに行った009は、目の前でバラバラになった008を助ける為に、急いでギルモア博士の元に帰り、何とか一命をとりとめる。
 記者二人から情報を経た009は、単身バン・ボグート邸に乗り込むがヘレンに似た女性に驚愕している時に、背後から殴られ頭に怪我をしてしまう。
 三友工学に乗り込んで捕らえられた006と007を助ける為に乗り込んだ009と003そして005は、ビーナに会い、助け出すことに成功。
 ヘレンとビーナは地底人で地底世界に案内されたが、二手に分かれてしまった。
 そこで、ザッタンというオオトカゲに催眠術を掛けられてしまった。