サイボーグ００９第16巻　新・黒い幽霊団 NEW PROJECT編秋田書店豪華版、文庫版を解説

はじめに
書籍情報
目次
この巻の主なゲストキャラ
以前に収録された本等
さいごに

はじめに

皆さん、こんにちは。
香月梨沙です。
今日は、
サイボーグ００９第16巻　新・黒い幽霊団 NEW PROJECT編
秋田書店豪華版、文庫版を
解説したいと思います。
最後までお付き合い下さい。
尚、ネタバレを含みますので未読の方は御注意下さい。

書籍情報

サイボーグ００９第16巻　新・黒い幽霊団 NEW PROJECT編
秋田書店豪華版
出版社　秋田書店
本の長さ　２９４ページ
発売日　　１９９２年４月１日
正確な発売日　　１９９２年４月24日

平成４年５月25日　初版発行

本より抜粋

価格
９７１円+税

文庫版
出版社　秋田書店
本の長さ　　２９７ページ
発売日　　１９９５年７月１日
正確な発売日　　１９９５年７月10日
価格
５６２円+税

北の巨人コナン編

極北の幽霊（ノース・ポールゴースト）編
プロローグ（石油）
PART①　大吹雪（異常気象Ⓐ）
大暴風雨（異常気象Ⓑ）
PART②　パニック
PART③　謎のロケット
PART④　訪問者
PART⑤　北へ!!
PART⑥　コリオリ効果
PART⑦　氷中基地
PART⑧　ドルフィンⅡ号捕わる
PART⑨　基地の秘密
PART⑩　幽霊
PART⑪　とける
PART⑫　かくして
ー極光の幕帳が静かに
降りてドラマが降りる

凍る秋編

眼と耳編

血の精霊編

見えない糸編

この巻の主なゲストキャラ

北の巨人コナン編
右京博士　考古学者
滝沢レミ　右京博士の助手
コナン　巨人
花角博士
極北の幽霊編
栗島安奈
ジュリア・マノーダ　物理学者
凍る秋編
三宅さん　キノコ卸している人
迫完二
タダシ　迫完二の息子
眼と耳編
ユウジ
血の精霊編
ジョゼフ　　ピューマ
見えない糸編
ピノキオ　海岸であった少年

あらすじ

北の巨人コナン編
ジョー（００９）とギルモア博士は考古学者の右京博士の依頼を受けて、北の大地の北海道に来ていた。そこで古墳みたいなものを見つけ巨人のミイラらしい物を見つけた。
しかし、巨人のミイラは目を覚ましていた。生きていたのだ。
新聞記者を名乗る人物が来ていたが、彼は花角博士と言い巨人（コナン）を作ったサイボーグだと言うのだ。彼は家族を寄せ集めて作ったという。
コナンは花角博士を殺し、そして右京博士の助手を殺した。００９は彼を止める為にダイナマイトを持って攻撃をするが、彼の涙を見て自分と同じだと言う。

極北の幽霊（ノース・ポールゴースト）編

　石油の固形化、異常気象の原因を探りその操っている場所が解った直後、ギルモア研究所の元に訪問者（栗島安奈）がやって来たが、昔の同僚の顔に面影が似ていてのでギルモア博士は動揺を隠しきれなかった。そして、彼女の持っていた座標軸と自分の導き出した座標軸が一緒だった。安奈が母に会いたいという願いを受け、北極へとドルフィン号を飛ばした。
００９、００２、００７が新黒い幽霊（ネオ・ブラックゴースト）の基地が解った直後、ドルフィン号も敵に捕まってしまった。
ギルモア博士、００３と安奈のみボスの元に連れていかれ、後は捕らえられた。ギルモア博士はその基地のボスに会い、それが勝手の同僚（ジュリア・マノーダ博士）だと解った。彼女の顔は子供の頃の傷で顔に大やけどを負い、それをギルモア博士が直した。
彼女はギルモア博士に対して、恋愛感情を抱いていた。００ナンバーサイボーグが以前の黒い幽霊を倒した時に寂しくてギルモア博士に会いたくて日本に行ったが会えず、別の男性との間の子が安奈だった。
安奈は自殺を図った。ジュリア・マノーダ博士は００ナンバーサイボーグ達の解放と固形化した石油を元に戻す方法を教え、基地を爆破させた。

凍る秋編

　００６の営んでいる中華料理店へキノコを卸している人から、今年はキノコの不作で取れないという連絡を受けた００９と００６そしてギルモア博士はその人に会いに山に訪れた。
そして山神洞と言われる洞窟へ調査をしに行き、周りを凍らせる働きのある機械を見つけるが、迫完二という男に狙撃をされる。
彼は体の弱い息子（タダシ）の体を治す為に雇われていたが、タダシが止めに入って止め、機械を破壊しやっと本来の秋が来た。

眼と耳編

　００３は崖から身を投げようとしている少年（ユウジ）を保護した。彼は毎晩のように悪夢に悩まされ００３を刺してしまう。それに対して怒った００９の前で００３を刺すように仕向けた女と崖から身を投げ出した。

血の精霊編

　００５と仲が良いピューマは人間の道具にされ、彼を襲ってきたが、仕方なくピューマを殺すしかなかった。操っていた人間たちもやっつけた。

見えない糸編
人工臓器学会に出席する為に、海外に行っていたギルモア博士は帰宅すると研究所内は誰もいなかった。散歩するために海岸を歩いていたギルモア博士はピノキオと名乗る少年に会い、流木で自分の彼女を作って欲しいと頼まれる。
流木で彫りながらギルモア博士は、改造した００ナンバーサイボーグの事を考えていた。そして朝になり、ピノキオに会う為に海岸を歩いているとそこには少年の姿は見えず代わりに操り人形だけがそこにあった。
少女の人形を操り人形と一緒に置き、いずれ自分も００ナンバーサイボーグ全員がいなくなり自分ひとりになるのだと思い、言いようのない不安に押しつぶされそうになった時、ギルモア博士を呼ぶ声がして、ジョー達が戻って来た事に安堵した。

以前に収録された本等

北の巨人コナン編
１９７９年９月号　週刊少年サンデー
週刊少年サンデーコミックス　サイボーグ００９第１巻

極北の幽霊（ノース・ポールゴースト）編
１９７９年20号～26号　週刊少年サンデー
週刊少年サンデーコミックス　サイボーグ００９第２巻
http://fanblogs.jp/009suki/daily/202105/30/

凍る秋編
１９７９年43号、44号　週刊少年サンデー
週刊少年サンデーコミックス　サイボーグ００９第６巻
http://fanblogs.jp/009suki/daily/202106/03/

眼と耳編
１９７９年11号　少年ビッグコミック
週刊少年サンデーコミックス　サイボーグ００９第２巻
http://fanblogs.jp/009suki/daily/202105/30/

血の精霊編
１９７９年46号　週刊少年サンデー
週刊少年サンデーコミックス　サイボーグ００９第５巻
http://fanblogs.jp/009suki/daily/202106/02/

見えない糸編
１９８０年21号　週刊少年サンデーコミックス
週刊少年サンデーコミックス　サイボーグ００９第12巻

さいごに

以上です。ここまでお読み頂き有難うございました。では、また。