サイボーグ００９第19巻　時空間漂流民編秋田書店豪華版、文庫版を解説

はじめに
書籍情報
目次
この巻の主なゲストキャラ
以前に収録された本等
さいごに

はじめに

皆さん、こんにちは。
香月梨沙です。
今日は、
サイボーグ００９第19巻　時空間漂流民編
秋田書店豪華版、文庫版を
解説したいと思います。
最後までお付き合い下さい。
尚、ネタバレを含みますので未読の方は御注意下さい。

書籍情報

サイボーグ００９第19巻　時空間漂流民編
秋田書店豪華版
出版社　秋田書店
本の長さ　３０２ページ
発売日　　１９９３年９月１日
正確な発売日　　１９９３年９月28日

平成５年10月30日　初版発行

本より抜粋

価格
９７１円+税

文庫版
出版社　秋田書店
本の長さ　　３０５ページ
発売日　　１９９５年11月１日
正確な発売日　　１９９５年11月10日
価格
５６２円+税

時空間漂流民編
Act．１　メイディ
Act．２　呪いの縄
Act．３　ポンペイの少女
Act．４　ゾンビ都市
Act．５　永遠に

機械仕掛けの心臓編
幻影島編

この巻の主な変更点

時空間漂流民編
００３（フランソワーズ）がフランス（パリ）在住で、兄のジャンと暮らしている。
００９（島村ジョー）が雑誌記者になり、出版社に出入りしている。

この巻の主なゲストキャラ

時空間漂流民編
ジャン兄さん　　００３の兄
サンジェルマン伯爵　　時の旅人、海底ピラミッド編にも出てきたが同一人物ではない。
ルミナ　帰還強行派に潜り込んでいたスパイ
穏健派のボス　　００９と００３の子孫（移民編の指令官）

機械仕掛けの心臓編
香嶋奈々

幻影島編
フリードキン教授

あらすじ

時空間漂流民編

　過去に行った筈の未来人（移民編参照）が、何らかの事故により亜時空間に取り残されてしまった。彼らは歴史をひっくり返してはいけないと考える穏健派とそれ以外の強行派に分かれていて、帰還強行派は穏健派のボスの先祖（００３）を捕まえて無理やり言うことを聞かせようとしたが、サンジェルマン伯爵（海底ピラミッド編とは別人）によって助けられた。
現代人が帰還強行派によって無理やり体を乗っ取られる事件が多く、穏健派はそれを止めさせようとしていた。
００３と００１以外の００ナンバーが捕らわれた時に穏健派のボスが助けにきたが、攻撃を受けて亡くなってしまった。しかし囲っていた檻は壊れたために脱出することが出来た。００９は亜時空間に捕らわれている彼らに代わり古代まで飛んで帰還装置を設置し、サンジェルマン伯爵は説得するために帰還強行派の元に向かった。

機械仕掛けの心臓編

　００４は不良に絡まれている少女を救出し、彼女の家に連れて行かれた。懇願されて一晩そこの家に泊まった。寂しさの余りに非行に走った少女に小学校（６年生）にちゃんと通い、両親や警察に言うことを言い諭した。その直後昨夜の不良が襲ってきたが撃退し、つらくても負けないで生きていく人間もいるということを言った。

幻影島編
ジョーは５年前研究所を破壊した跡地にフリードキンに復讐してやると言われた通りに島にやって来た。島に上陸すると仲間たちがいたが、彼らは偽物のクローンだった。ただ、サイボーグではなかった。ちょっとした攻撃ですぐ死んでしまった。クローンの００３も倒したが、また別のクローンが出てきた。クローンの攻撃が余りにも激しかったが、ヘリに乗っているフリードキン教授を見つけ、攻撃した。
研究所に帰ると仲間たちがジョーが死んだと思って集まっており、一瞬偽物かと思い身構えたが本物であった。

以前に収録された本等

時空間漂流民編
１９８５年２月号～９月号　ＳＦアニメディア
１９８６年９月号　コミックＮＯＲＡ
学研ノーラコミック　サイボーグ００９　時空間漂流民編
http://fanblogs.jp/009suki/daily/202106/08
機械仕掛けの心臓編
１９７９年24号　少年ビッグコミック
週刊少年サンデーコミックス　サイボーグ００９第４巻
http://fanblogs.jp/009suki/daily/202106/01