こんにちは。
今回は、二次小説
となりの黒い幽霊団さんの第5話
です。最後までお付き合い下さい。
第5話 001の逆襲
001は物凄く憤慨していた。
009は恥ずかしさの余り口を閉ざしていた。黒い幽霊団にくすぐられて悶絶するなんて、誰かに知られるなんてことはあってはいけない事だった。
だから何が起こっているかていうのは誰もが解らない事だった。ただ一人残して…。
001は持ち前の超能力で心を読むなんて事は朝飯前だった。
ただこの赤ん坊。起こっていない余計な事まで想像するから、たちが悪い。
009のあーんな事やらこーんな事(どんな事だ…)など009のあられもない姿を想像し、
(うへへへ)
と不気味な声を出しながら悶絶し、鼻血を出して003に心配される始末。
003に介抱されながら、
(ボクタチノ009ニ手ヲ出シタンダカラネ。ドウオトシマエツケヨウカ)
と黒い幽霊団に復讐する算段を練っていた。
そうとは知らない黒い幽霊団のスカール様。
今回の芋煮会の盛況のまま大成功を収めていたので、意気揚々と自室に引き揚げて来た。
「スカール!」
という声とともにいきなり001が姿を現した。
「ひぇ、001!」
「良くも009に出してくれたね!」
とドスの効いた声で話してきた。いきなりで吃驚したのと赤ん坊らしからぬ物凄い形相と声に恐怖の余り、おしっこちびりそうになりながら、
「ナニガデアリマショウカ」
という片言言葉で返事をしてしまっていた。
「ドウ、オトシマエツケテクレンノ」
「申し訳ありませんでした。もう二度と致しません!」
とやっとの事で言葉を絞り出した。それを見た001、納得して引き揚げて行った。
その後お詫びとして、001には最高級乳児用ミルクとその他には、寸胴鍋2杯分の芋煮が送られてきたそうな。
めでたしめでたし。
あとがき
情けない黒い幽霊団のスカール様でした…。
今回から1本づつ書く事にします。想像しながら書くので二つだと大変です…。
コメディ小説を目指していますが、どうなることやら
コメント、感想などお待ちしておりますが、コメント欄恥ずかしい方は、メールアドレス(009×003@gmail.com)まで。
これで終わります。
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