こんばんは(こんにちは)。
004ことアルベルト・ハインリヒの誕生日であります。
ショートを考えつきましたので、
しばしご覧あれ…。
アルベルト・ハインリヒについて
…ギルモア博士による独白(?)
儂の名前はアイザック・ギルモアじゃ。
アルベルト・ハインリヒについて話したいと思うのじゃが、良いのじゃろうか。
あの子は可哀想な子じゃ。
東ベルリンから西ベルリンに脱出する時に恋人は死んで、あの子自身重症で儂の所に来た時には瀕死の重傷じゃった。
あの時に儂の手によって全身武器に改造してしまった。今でも悔やんでいるよ…サイボーグなんかにせず生身のまま生かせたほうが良いのじゃないかと…。
まあ、悔やんでも仕方ない。今では儂の可愛い息子の一人じゃ…。あの子の幸せを祈っておる。
年下のジョーやフランソワーズやイワンの面倒も見てくれるからのぅ。
国に帰ると苦労しておるようじゃ…。体の事で相当酷い言葉を投げかけれているようじゃのう…。日本では何て言ったじゃのう…。そうじゃ言霊信仰じゃ…。言った言葉はそのまま帰って来るという信仰があるんじゃ。
その人そのままありのまま受け入れてくれるのが一番良いと思うのじゃ。
差別や区別をしてはいけない。
罵詈雑言も言ってはいけない。
差別をしたせいでジョーも非行に走ってしまった。
この世界が優しい世界になる事を切に願う。
そうじゃ、アルベルトの誕生日を祝うんじゃった。
今更じゃが、アルベルトや誕生日おめでとう。
この年寄りにも祝わせてくれ…。
あとがき
ショートになってなかったです。
本当にごめんなさい。
プレゼント
俺の名前はアルベルト・ハインリヒだ。
俺が部屋に戻ると人が入る位大きな包みが部屋の前に置いてあった。
箱には『アルベルト、誕生日おめでとう。00ナンバーサイボーグ一同』って書いてあった。俺は嬉しくなり、部屋に引き摺って入れて開けてみて吃驚。
何とジョーが素っ裸で猿轡を嵌められ手首、足首を縛られていた。そこにはお好きにどうぞとご丁寧に手紙が添えられていた。
ジョーは脳波通信機で『助けて…』と言ってきたので外してやり、
「どうしてこうなった?」
「解らない…。僕が外から帰ってきたら全員が襲ってきて、もう何が何だか…」
ジョーのその姿を見た俺はムラムラときてジョーに襲いかかり、美味しく頂いた。
何度も息も絶え絶えに「止めて…」と言っていたが、
「お前は俺への誕生日プレゼントだ…。だから貰う権利がある。」
「そんな…」
そしてそのまま明け方近くまで奴を手放さなかった。
おしまい
さいごに
以上です。
ここまでお読み頂き有難うございました。
ではまた。
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